時代は、ドローンレーザー測量へ


ドローンレーザー測量は、従来の測量が抱える課題(所要日数、データ解析、安全性)を解決します。作業工数とコストを大幅に削減します。若者の雇用が難しい中、働く環境を見直すことも大切です。今後ドローンレーザーは測量機並みに普及し、現場作業の効率化と働き方改革を実現します。
従来の地上測量 | ドローン測量 | |
---|---|---|
・2ヘクタールの測量(数日~1週間) | 数千万地点での測量を約30分で完了 | |
・データ解析に時間がかかる | 自動処理で翌日には高精度3Dモデルを作成 | |
・危険な河川周辺や斜面での測量 | 危険箇所に近づかず事故を未然に防ぐ |
1. モデル AA450: UAVレーザー測量で使用、UAV写真測量でも使用
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特徴
- UAVレーザー測量として、またUAV写真測量としても使用可能
- 校正済みカメラ(26MP)を標準装備
- カメラのカリブレーションレポートを出力可能
- 点群データとカラー画像の「色ズレ」が、極端に少ない
- RMS精度 5cm程度の高密度点群データを取得できる
- 高性能IMU、解析ソフトを含むAll in Oneのシステム
- 30 分のフライトで、2km²を測量可能
- レーザー仕様(距離190m、RMS 5cm、24万点/秒)
- Metashapeと親和性が高い
付属する解析ソフトでMetashapeで使用可能な写真の主点座標(Photoscan.txt)をJGD2011で出力可能 - DJI Matrice 300、または国産ドローンに搭載可能
- 推奨対地高度100m
2. モデル RN100: 高精度で高密度のデータを取得、データ処理が簡単
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新発売 NextCore Lumos XT100
RN100の後継機です。より高密度の点群を取得できクラウド処理は無料です。詳細はこちらへ、

RN100の後継機です。より高密度の点群を取得できクラウド処理は無料です。詳細はこちらへ、
特徴
- 概ね±5cmの高密度点群データを取得できる
弊社で実施した多く事例で、RMS精度 5cm以内を達成する - フライトは、簡単な操作で実行可能
- 自動でフライトコースのズレ補正を実行でき、作業者にとっては解析作業負担の軽減になる
- スキャンデータの処理は短時間でクラウドで処理され、GNSS/INSによる軌跡解析処理から点群作成まで無料で処理される(課金なし)
- レーザー仕様(距離200m、RMS 30mm、42万点/秒)
- 点群用ジオイドコンバータでJGD2011-標高へ変換する
- 国産ドローン(ビルドフライヤー)に搭載
- 推奨対地高度100m
Q&A / 技術的なご質問
どのモデルが、最も精度が高いですか?
RN100です。
- RN100は弊社が測量した多くの場合で、RMS精度 5cm以内を達成しています。
- 点群処理ソフトを使って点群の精度を上げることも可能です。スキャンした点群データの座標を測量機で取得した座標(基準点)に近づけることがでます。基準点の座標を正として、地形全体の精度を向上できます。OPT Cloud Surveyソフトウェアは軸ごと、距離をスケール変換する機能があります。X, Y, Z軸ごと距離を按分調整して最終的に、基準点座標の近似値になります。ドローンのデータが天候等で精度良く取得できなかったとき、あるいは業務によっては有効な手段となります。
どのモデルが、UAV写真測量でも使用可能ですか?
AA450です。
- AA450のレーザーとカメラのFOV(幅)は同じであり校正済みです。他社製の場合 レーザーとカメラのFOVの幅が同じないため、遠いところのデータで色ズレが起こり、地物や地形の周りが白くなっていることがあります。カリブレーション済みのカメラを搭載したAA450は、トゥルーカラーの点群データを作成でき、座標データを持つ鮮明な画像を生成できます。
どのモデルが、国産ドローンに搭載できますか?
RN100、およびAA450です。
- 国産ドローン(ビルドフライヤー)に搭載可能です。
どのモデルが、データ処理において最も簡単に作業できますか?
RN100です。
RN100の点群データはクラウドで処理します(LASデータの作成)。単にデータをアップするだけで自動で処理されます。処理時間は数十分で完了しクラウドの使用は無料です。また、複数のフライトのデータ合成はほぼ自動でおこない、通常 数時間で完了できます。
Metashapeへ、スムーズにデータ移行できるモデルは?
AA450です。
- AA450に付属される解析ソフト(CoPreソフト)では、GNSS/INSによる軌跡解析後、同時撮影された写真の主点座標が補正され、MetashapeのTXT形式で出力できます。そのため、この出力されたTXTファイルをMetashapeへそのままインポートし処理することで、画像データに位置情報を付与できます。AA450は高性能のIMUを装備しており、撮影時のカメラの位置を高精度で把握して測量の精度を向上しています。
- 同解析ソフトでは、Metashapeで使用可能な写真の主点座標(Photoscan.txt)をJGD2011で出力できます。これにより点群処理ソフトOPT Cloud Survey(ジオイドコンバータ付き)で、レーザー点群とMetashape点群をどちらもJGD2011で重ね合わせ表示できます。
ドローンと点群処理ソフトウェアについて
ドローン機体と点群処理ソフトウェアの詳細は、以下のリンク先をご覧ください。