ドローンレーザー所有のユーザ様向け
「コース間の位置合わせで
発生するズレ」を解決する
BayesMap社のStripAlignソフトウェアは、フライトライン間の位置合わせを自動で行ないます。未使用と比べて合成精度を大幅に改善します。
実際、どれほど改善するか、貴社のデータで検証いたします。
(株)オーピーティーは、
BayesMap社の国内・輸入総代理店です。
BayesMap Solutions StripAlign
We keep innovating
Our data processing utilizes unique probabilistic techniques that allow you to offer better data and reduce collection costs.
BayesStripAlign2.1
ストリップアラインの必要性
フライトコースごとの点群データ(ストリップ)は、飛行が進むにつれてオーバーラップを繰り返し、最終的にはひとつのモデルデータ(LAS)が作成されます。ドローンの飛行環境によっては、ねじれが生じたデータができ、その結果2重・3重のラインとして表示される場合があります。さらに、対空標識が判別できなくなったり、誤差として点群の厚みが大きくなります。
弊社が販売するStripAlignソフトウェアは、オーバーラップしたコース(ストリップ)を比較・補正して、合成データの誤差を最小限に抑えることができます。解析作業は自動で行なわれます。この「コース間の自動位置合わせ」ソフトウェアは、ドローンレーザーの標準ソフトではなくオプション対応となりますが、作業ワークフローでは必須の製品となります。測量者の従来の手作業の時間を大幅に削減でき、働き方改革を実現します。
フライトコースごとのストリップ(点群データ)を手動で合成していくのはたいへんな作業で、高い合成精度を求めることは難しいのが現状です。本ソフトウェアは、こうした時間のかかる作業を短時間で完了させます。以下の画像はグリッドフライトを含めた9コースを示し、実際、このエリアを一括で解析し高精度の合成データを作成しています。処理時間は数分です。(なお、処理時間はデータ量やPCの性能で異なります)
StripAlignソフトウェアで位置合わせ精度を高める
ストリップをオーバーラップした後、IMUの姿勢と位置エラーを効率的に減らし、相対および絶対幾何誤差を改善させます。誤差を最小限に抑えるために最適化が行われ、従来のセンサーカリブレーションでは修正できなかったIMUのドリフトや振動を解析し、短時間で高い精度のデータを作成します。
ストリップアラインを使用する、もうひとつの理由(災害時での対応)(NextCore RNドローンレーザーの使用例)
通常、ポスト処理用ソフトウェアで、RINEXを使用した軌跡解析(Post Processing)を行ないます。これは自社で、あるいはクラウドで処理されるものであり、一般的な作業手順です。一方、災害時や緊急時には、とにかく、LAZデータと軌跡データは作成されたのか、現場で確認したい、あるいは、合成された点群データを見てみたいという希望があります。しかし、現場では携帯通信ができるとは限らず、RINEXデータを取得できない場合があります。この場合は、無理やりRINEXデータ無しで、現場にてデータを処理することになります。処理されたデータは想像通り、合成精度の悪い“かなり荒れた”データとなります(当社調べ)。
この粗悪なデータでも、StripAlignソフトウェアは生データを元に自ら軌跡を作り上げ、ストリップアライン(コース間の位置合わせ)を実行し、合成されたひとつの点群データを作成します。その結果は、通常のワークフローで作成したデータと比べ、精度的に多少劣るほどで、かなり良いデータを生成します。本ソフトウェアは、緊急時に現場でデータを見たいという要望に対応できる製品です。