NextCore RN50

高性能・低価格 ドローンレーザースキャナー

時間のかかるデータ処理は、すべてクラウドで実行。(処理時間はフライト時間の約3倍)
フライト後にデータをクラウドにアップし、数十分で点群データを合成する。
従来の手作業の時間を大幅に削減 ⇒ 働き方改革を実現。

NextCore RN50 販売価格 698万円
NextCore Fusionソフトウェアの使用は無料 クラウドでのポスト処理(LASデータの作成)は無料

災害時、現場では携帯通信が使えない。
データは取れたようだか、クラウドを使わずに確認したい、可能か?→可能です

Airsight Australia社製のドローンレーザー「NextCore RN50」は、スキャンに必要な機材をすべて含みます(ドローンは除く)。高速・高密度のLidarセンサーと高精度のIMU、およびGNSSアンテナを搭載しています。DJI社のドローン「Matrice 600 Pro」専用マウントキットが付属し、簡単に取り付けできます。レーザー用バッテリーは不要で、電源はドローンから供給されます。スキャンデータはそのままクラウドに送信し、ポスト処理(点群データの合成からLASデータ作成まで)を自動で行ないます。ユーザは単にクラウド上にデータをアップロードするだけです。
従来行なってきた長時間のデータ処理は不要となり、作業者の業務軽減になります。なお、秒速10mの単一フライトで約50ヘクタールのスキャンが可能です。

NextCore RN50の運用:
弊社は、ドローンレーザーの点群データとSfM写真計測ソフトのモデルを融合させ、精度の向上を図ります。その他、カメラで撮影した画像を点群処理ソフト(OPT Cloud Survey)に取り込むことで、基準点を見つけやすくなります。
ドローンレーザーの後処理は従来、時間のかかる作業でした。本システムでは、データ合成処理はクラウドで実行され、使用は無料です(昨年までは有料)。おおよそ数十分(あるいは10分程度)でLASデータが作成され、これまでの解析作業を大幅に削減できます。

ストリップアラインの必要性:
フライトコースごとの点群データ(ストリップ)は、飛行が進むにつれてオーバーラップを繰り返し、最終的にはひとつのモデルデータ(LAS)が作成されます。ドローンの飛行環境によっては、ねじれが生じたデータができ、その結果2重・3重のラインとして表示される場合があります。さらに、対空標識が判別できなくなったり、誤差として点群の厚みが大きくなります。
弊社が販売する「ストリップアライン・ソフトウェア」は、オーバーラップしたストリップを比較・補正して、合成データの誤差を最小限に抑えることができます。この解析作業は自動で行なわれます。ドローンレーザーの標準ソフトではなくオプション対応のソフトウェアですが、作業ワークフローでは必須の製品となります。

ストリップアライン・ソフトによる結果(対空標識使用前):上記画像の左は解析前のデータ、右は解析後のデータ
右側のカラーマップはZ値で、下の黒が0cmで上の白まで50cm。処理後のデータのRMS(平均二乗誤差)は2cm程度となる

フライトコースごとのストリップ(点群データ)を手動で合成していくのはたいへんな作業で、高い合成精度を求めることは難しいのが現状です。本ソフトウェアは、こうした時間のかかる作業を短時間で完了させます。以下の画像はグリッドフライトを含めた9コースを示し、実際、このエリアを一括で解析し高精度の合成データを作成しています。処理時間は数分です。

オルソ画像
対空標識の識別:上記画像の左は解析前、右は解析後

ストリップアラインで精度を高める
ストリップをオーバーラップした後、IMUの姿勢と位置エラーを効率的に減らし、相対および絶対幾何誤差を改善させます。誤差を最小限に抑えるために最適化が行われ、従来のセンサーカリブレーションでは修正できなかったIMUのドリフトや振動を解析し、短時間で高い精度のデータを作成します。

ストリップアラインを使用する、もうひとつの理由(災害時での対応)
通常、NextCore Fusionソフトウェアで、RINEXを使用した軌跡解析(Post Processing)を行ないます。これはクラウドで処理されるものであり、必須のワークフローです。一方、災害時や緊急時には、とにかく、LAZデータと軌跡データは作成されたのか、現場で確認したい、あるいは、合成された点群データを見てみたいという希望があります。しかし、現場では携帯通信ができるとは限らず、RINEXデータを取得できない場合があります。この場合は、無理やりRINEXデータ無しで、自身のPCでNextCore Fusionソフトウェアでデータを処理することになります。処理されたデータは想像通り、合成精度の悪い“かなり荒れた”データとなります(当社調べ)。

この粗悪なデータでも、ストリップアライン・ソフトウェアは生データを元に自ら軌跡を作り上げ、ストリップアラインを実行し、合成されたひとつの点群データを作成します。その結果は、通常のワークフローで作成したデータと比べ、精度的に多少劣るほどで、かなり良いデータを生成します。本ソフトウェアは、緊急時に現場でデータを見たいという要望に対応できる製品です。

Airsight Australia社製のドローンレーザー NextCore RN50

モデルNextCore RN50の主な特長

モデルNextCore RN50の主な特長
  • クラウド上で高速処理を行なう(点データの合成及びLAS変換の処理時間はフライト時間の約3倍)
  • 多くの場合、作業現場から事務所へ戻る前にデータ処理が完了する
  • クラウド上で処理するための費用は発生しません
  • フライトごとのカリブレーションは不要
  • RINEXデータを入手してクラウドにアップし、データ処理を行なう
    または、自前のGNSSアンテナで取得したデータを使用可能
  • カメラを搭載でき、カラー点群を作成できる(オプション)

写真計測ソフト(Metashape, 3DF Zephyrなど)で写真からオルソ画像を作成し、OPT Cloud Surveyソフトで点群データ上にオルソ画像を貼り付け、カラー点群データを作成する

フライトからLASデータの取得までの流れ

フライトからLASデータの取得までの流れ

NextCore Fusionソフトウェア

NextCore Fusionソフトウェア

デスクトップ及びクラウドベースでデータ処理するためのソフトウェアです。フライトライン、センサーからの距離、点群密度、重複フライトライン等を設定できます。

推奨のPCの仕様:
Windows 10 Pro, RAM: 32 GB, Hard Drive Space: 1GB以上

モデルNextCore RN50の仕様

モデルNextCore RN50の仕様

推奨UAV: DJI M600 Pro
絶対精度(Absolute Accuracy) <50mm RMSE@50mレンジ
PP Attitude Heading RMS Error: 0.03°IMU
レーザーの最大距離 150m (反射率80%)
スキャン速度 42万点/秒 (1リターン)/126万点/秒(3リターン)
飛行時間 (M600に搭載時) 最大23分
スキャン範囲/秒速10mの単一フライト 最大50ヘクタール

推奨のオプション:

(1)ハードウェア:
カメラ(撮影、及びパイロットモニタリング用)、移動用ケース(カメラ装着のまま収納)
(2)ソフトウェア:
点群処理ソフト(OPT Cloud Survey)用途:対空標識の取込み、thinning, カラー点群作成など
写真計測ソフト(各種) 用途:オルソ画像の作成、バンドル調整計算、JGD2011へ変換
ストリップアライン・ソフト 用途:点群データ(ストリップ)の合成精度を高める
点群データ用ジオイドコンバーター、用途:経緯度座標系⇔投影座標系の相互変換、JGD2011-標高へ変換

ライダーセンサーの仕様

レーザー クラス1, 波長 905nm
スキャナー視野角 垂直 20°x 水平 360°
点のリターンの数/ショット 3
レーザーの数 8
精度(RMS Ranging Error) 30mm
推奨飛行高度 60m以下

ペイロードの寸法と質量

全体の質量 2.4kg
センサーの寸法(LxWxH) 160mm x120mm x 230mm
M600マウントキットの質量 0.6kg
アンテナ用バーを広げた時の長さ 1600mm
全体の寸法(LxWxH) 290mm x 140mm x 220mm

※仕様は予告なく変更になる場合があります。