Artec Eva 3D scanner
非接触のArtec Evaモデルは最も汎用性があり、多くの分野で利用されている普及版ハンディ3Dスキャナーです。あらゆる対象物の計測に対応できる広い視野範囲(FOV)と到達距離を確保しており、高い精度と高速で3Dデータを取得します。スキャンしながらスキャンデータは、一画像ごと瞬時に3Dサーフェースを作成していきます。機械部品、遺構、遺物や文化財、人間の顔、手足、体、または体全体を計測に最適なスキャナーです。医療や整形分野では治癒の状況把握、または薬品・薬剤の効果検証(頭髪、肌美容、眼鏡)の検証に役立ちます。静止せず変化する人間の体(背中など)も連続スキャンし、3Dモデルを自動で作成できます。スポーツ科学、CG、植物や果実の生育、入り込んだ工場プラントの内部設備、建設途中の部材の位置確認にも利用されています。0.85 kgという軽量なEvaモデルは、どのアプリケーションにも柔軟に対応できるスキャナーです。 Evaモデルはカラーのテキスチャ画像を取得できます。スキャニングと同時にカラー画像を撮影し、後処理の作業にて、対象物(文化財・遺物、人間の顔、果実等)に自動で貼り付けできます。
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Artec 3Dスキャナー Evaモデルの仕様
画像の取得 | 可能 |
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3D 解像度(最大) | 0.5mm |
3D 点データの精度(最大) | 0.1mm |
3D 距離精度(最大) | 0.03% (100cm以上) |
画像の解像度 | 1.3MP |
カラー情報の取得 | 可能 |
光源 | フラッシュバルブ (非レーザー) |
視野範囲(最短) | 214 mm x 148 mm |
視野範囲(最長) | 536 mm x 371 mm |
視野範囲(角度) | 30 x 21° |
測定距離 | 0.4 – 1 m |
ビデオフレームレート | 16 fps |
露出時間 | 0.0002 s |
データの取得時間(最大) | 2,000,000点/秒 |
出力フォーマット | OBJ, STL, ASCII, AOP, WRL、PLY、PTX、XYZRGB |
データ処理能力 | 40,000,000メッシュ/1GB RAM |
マルチ処理能力 | 可能 |
寸法 | 261.5x158.2x63.7mm |
質量 | 0.85 kg |
電源 | 12V, 48W |
インターフェース | USB 3.0 x1 |
仕様環境(OS) | Windows 7, 8, 10 (64 bit) |
推奨PC(最小構成) | Intel Core Quad (I7を推奨), 32GB RAM, NVIDIA GeForce GTX™ 900M |
Artecのハンディ3Dスキャナーは高速(28万点/秒)で計測し、またわずらわしいターゲットを貼る必要はありません。さらに計測を開始する前に、パネルなどを使用したカリブレーションを行なう必要はありません。PCの電源ONと同時に計測できます。Evaモデルは非接触でスキャンでき、人間の体、特に顔の計測に多く利用されています。軽量で片手で使用できるため、たとえば博物館などに展示された大型の像も、リフターなどを使って3D計測できます。
Evaモデルはカラー画像(24ビット/ピクセル)を取得します。スキャニングの実行と同時に、2秒ごとに1枚の画像(1.3MP)を自動で撮影していきます。画像には明るさなどの調整機能があり、簡単な操作で設定できます。また画像は時系列的に表示でき、後処理で3Dモデルへカラー画像を自動で貼り付けます。モデルサイズの大きさにより異なりますが、最短 数分でスキャンと画像の貼り付けを完了できます。Evaモデルは遺物、像、CGや映画用キャラクター、人体などテキスチャマッピングを必要とする応用分野に最適な3Dスキャナーです。
文化財や遺物の3D計測は現在、据え置き型のカメラを使う方法が一般的です。この手法ではレンズのゆがみが発生し、モデル全体をつなぎ合わせると画像が合わない場合があります。ハンディ3Dスキャナーは画像の取得エリアを狭め、同時に多くの画像を取得することで、モデル上でゆがみが極端に少ない画像の貼付けが可能となりました。
*仕様および外観は予告なく変更になる場合があります。最新の仕様等に関しては弊社へお尋ね下さい。